長年IT業界に携わり、今までの経験を活かして独立をしようと関西に戻ってきた矢先に起こったのがリーマンショック。

今まで積み重ねてきたものの全てが失われたように感じましたね。
そこから私の第二の人生がスタートしました。

ゼロベースで仕事を探している中で出会ったのが、タクシードライバーの仕事。
どれだけ不景気に陥っても尽きない求人と時間の自由度が高いことに魅力を感じ、全くの未経験からでしたが挑戦することにしました。
アオイ自動車を選んだのは家から近いところで働けるから。

これは働き始めてから感じたことですが、非常に地域の方々から支持されている会社だったということに非常に驚いたのを今でも覚えています。

私は仕事をする上で大切にしている事が２つあります。

１つ目は絶対に「知っているふりをしない」ということ。
分からないことがあれば、素直に人に聞く、時にはお客様に教えていただく。
この姿勢が仕事をする上で非常に大切なことだと思っています。

２つ目はプロとしてのプライドを持つということ。
これは何の仕事をしていても持ち続けていくべきものだと考えています。
例えば、プロとしてお客様を最も近いルートで目的地までお届けするというのもその一つ。結果的に料金もお安くなります。
他に「大通りを好まれるお客様」ご年配の方であれば「あえて普段よりもスピードを控えた運転をする」など、常に相手の立場に立とうとした姿勢は非常に大切なことだと思います。

私が今までこの仕事を続けてこれた理由は、仕事と休みのメリハリがある乗務員としての働き方が非常に大きかったと感じています。

私は趣味でサッカーを50年以上続けており、今でも週末には3つのチームを掛け持ちしてプレイをする程サッカーが大好きです。
前職の頃は東京にいることが多かったり、時間的に難しかったりと、なかなか参加することが出来なかったのですが、今の仕事に就いてからは自分の趣味の時間を多くとることができるようになりました。

私にとって仕事と休みの充実は、仕事を続けるうえで非常に働きやすく感じるポイントになっていますね。